2022年春のカラーの傾向は? 人気サロンスタイリスト3人に聞くカラートレンド予測!

Mar 31.2022
SCHOOL

毎年、新しいトレンドが生まれ続ける美容の世界。カラーのトレンドもどんどん変化しています。そこで今回は、人気サロンの美容師さん3人が、2022年春におすすめするカラーを紹介。また、そのカラーに注目する理由やポイントなど、「カラートレンド予測」を教えていただきます。

CONTENTS

    初カラーのお客様が増える春は、挑戦しやすい色みが人気! 中明度で柔らかな「くすみベージュ」に注目——ECLAT後藤宗一朗さん

    レシピ

    • 【ベース】

      11Lv ブラウン系

    • 【全頭】

      10オークル:10チャコール:8アマランス=1:1:1
      1剤:2剤=1:1(OX6%:OX2.8%=1:1)

    すべて「カラーストーリー アドミオ」(医薬部外品)
    ※比率は組み合わせ比 ※1剤:2剤は混合比

    おすすめカラー|色落ちまで柔らかく。ベースの赤みを生かした、くすみベージュ

    ほのかな温かみと、ふわりとした柔らかな質感を表現する春らしいベージュ系カラーです。オークルをベースにチャコールを組み合わせて全体をくすませ、柔らかさを表現。また、アマランスでベースに少しある赤みを消しすぎることなく抑えるよう調整し、温かみを表現しながらより柔らかな質感を引き出しました。アマランスを組み合わせていることで、色落ちもギラつかず、柔らかな色みを楽しめます。

    トレンド予測|一人ひとりに合わせた「ベージュ」をつくる。中明度で表現する透明感と柔らかさがポイント

    2022年の春はブリーチなしか、ワンブリーチによる中明度のベージュ系カラーがより人気になると見ています。春は卒業でヘアカラーの自由度が上がったり、心機一転で髪色を変えようとしたりする人が増える季節。そんな初カラーの方でも挑戦しやすいのが、中明度のベージュ系カラーです。特に、適度に赤みを抑えて透明感を表現しつつ、くすみ感をプラスして春らしい柔らかさを引き出したカラーが好まれます。さらに、春ファッションとの相性が良いのもポイントです。トレンドの単色コーデや春らしい淡い服装はもちろん、ベージュのトレンチコートにも合わせやすいですよ。

    また、ここ数年はサロンワークでもファッション誌などを見ていても、パーソナルカラーなど自身に似合う色を気にかける方が増えている印象があります。ベージュ系は軸となるカラーを自分の中でつくっておけば、そこからお客様の顔映りやご希望に合わせて寒色ニュアンス・暖色ニュアンスを調整したり、ほのかにピンクやラベンダーなど色みを加えたりとアレンジしやすいことも特長です。ぜひ、お客様一人ひとりに合わせた「ベージュ」を探ってみてください。

    Profile
    ECLAT スタイリスト 後藤宗一朗

    後藤宗一朗Souichiro Goto

    ECLAT スタイリスト

    栃木県出身。早稲田美容専門学校卒業後、2018年にECLAT(エクラ)入社。艶感と柔らかさを表現するくすみカラーや、ブリーチなしの透明感カラーが得意。また、カットでは簡単にまとまる「ぱつっとボブ」など、お客様が日常で扱いやすいスタイルの提案を常に心掛けている。一人ひとりに合わせた薬剤選定と確かなトリートメント技術で、お客様の支持を集めている。

    Instagram:@620___sou

    おすすめは「バイオレット系カラー×ハイライト」。春らしくパッと明るい印象のデザインがトレンドに!——zerohair GARDEN 伊藤日香理さん

    レシピ

    • 【ベース】

      ■全体 | 7Lv
      ■毛先 | 18Lv

    • 【オンカラー】

      ■根元〜中間 | 8アマランス:10シエナ=3:1
      1剤:2剤=1:1(OX6%)
      ■毛先 | 8アマランス:10シエナ:クリア=3:1:10
      1剤:2剤=1:1(OX2.8%)

    すべて「カラーストーリー アドミオ」(医薬部外品)
    ※比率は組み合わせ比 ※1剤:2剤は混合比

    おすすめカラー|透明感のあるバイオレット系カラーに、温かみをプラス。ハイライトで明るい印象と動きを表現

    透明感と艶感で華やかさが引き立つ淡いバイオレット系のカラーに、毛先のブリーチでコントラストを出して、全体の動きとパッとした明るさを表現したデザイン。アマランスを軸に、春らしい柔らかさを引き出すため、温かみのあるシエナを組み合わせました。ブリーチ部分は色みが主張しすぎないよう、クリアを組み合わせて薄めているのがポイントです。また、アマランスは退色による赤みや黄みも抑えてくれるので、色落ちで出てくるムラやギラついた色みが気になる方にもおすすめですよ。

    トレンド予測|ポイントは肌を明るく見せること。ハイライトを組み合わせればより明るい印象に

    2022年の春は、ハイライトやインナーカラーと合わせたバイオレット系のカラーに注目しています。ハイライトやインナーカラーでコントラストをつけることで、全体の印象がよりパッと明るくなります。ハイライトを入れるときのポイントは、毛先にかけて明るくし、根元はハイライトを細く入れて自然に全体がつながるようにすること。また、色みが主張しすぎないように薬剤を調整して、上品な透明感と明るさが表現できるように気をつけましょう。

    バイオレットは赤みや黄みを抑えて透明感を引き出し、肌を明るく見せてくれるので、華やかな印象になります。さらに柔らかな質感も表現できるので、気分も明るくイメージを変えたくなる春におすすめしたいカラーです。また、どんなベースカラーにも組み合わせやすい色みなので、お客様一人ひとりに合わせたカラーやイメージチェンジをご提案できるのも特長。例えばベージュ系と組み合わせればより柔らかな印象に、ブラウン系なら温かみのある印象に、グレー系ならシックな雰囲気になりますよ。

    Profile
    zerohair GARDEN 店長 伊藤日香理

    伊藤日香理Hikari Ito

    zerohair GARDEN 店長

    北海道出身、札幌ビューティックアカデミー卒業。2011年zerohair(ゼロヘアー)入社。2021年11月よりzerohair GARDEN(ゼロヘアー・ガーデン)の店長を務める。ショートスタイルを得意とし、常にお客様一人ひとりのかわいらしさ・美しさ・格好良さを最大限に引き出すよう心掛けている。2018年・第2回川島文夫杯カットコンテスト サロンスタイル部門優勝などコンテストで多数入賞。また、ヘアショーにも出演するなど、幅広く活躍している。

    Instagram:@hika_zerohair

    注目は春らしい「暖色ハイトーンカラー」。柔らかな色みと、淡くきれいな色みに抜けていく退色がポイント——Hair Musee 岡田毅也さん

    レシピ

    • 【ベース】

      ■根元 |「アリミノ ブリーチ 120」(医薬部外品)
      1剤:2剤=1:2(OX6%)
      ■毛先 | 「ティントエスケープ」(医薬部外品)
      1剤:2剤=1:2(OX2.8%)

    • 【オンカラー】

      12ORANGE:12PINK:CLEAR=4:1:5
      1剤:2剤=1:1(OX2.8%)

    すべて「アジアンカラー フェス」(医薬部外品)
    ※比率は組み合わせ比 ※1剤:2剤は混合比

    おすすめカラー|春らしい暖色から退色の淡い色みに。最後はブロンドに抜けていく、3度楽しめるオレンジ系カラー

    春らしくかわいらしさのある暖色で、退色まできれいなハイトーンのオレンジ系カラー。12ORANGEを軸に12PINKを組み合わせることで、サーモンオレンジのような柔らかな色みを表現しています。合わせるヘアスタイルはミディアムがおすすめ。少し攻めたアレンジも、色みが全体の印象を和らげてくれるので、モードになりすぎずに取り入れられます。また、ORANGEとPINKは発色が良く、退色も淡いペール調の色みを通り、最後はきれいなブロンドに抜けていきます。1カ月後にはベージュになっていくので、退色で色みが変わっていく過程を楽しめるのはもちろん、次回カラーの選択肢も広がります。そのため、頻繁にカラーチェンジを楽しみたい方にもおすすめです。

    トレンド予測|ベージュ系カラーに暖色系の色みをプラス。「発色の良さ」と「残留のしにくさ」がポイントに

    2022年の春は、昨年から人気が高まっているベージュ系のカラーに色みをプラスした、ハイトーンカラーがトレンドになってくると見ています。中でも僕がおすすめしているのが、春らしいピンク系やオレンジ系のカラー。ポイントになるのは、艶感とビビッドな印象になりすぎない柔らかな色みの表現です。

    近年、髪色単体ではなく「ファッションや自身の肌に合うか」といった全体の印象を意識するお客様が増えてきました。そのため、彩度が高く色みの主張が強い尖ったデザインよりも、しっかり色みは感じながらも柔らかな印象のカラーが求められていると感じています。また、色落ちのきれいさも重要。赤みや黄みが残らず、白っぽいベージュに抜けていく色が好まれます。暖色系はダメージ毛には定着しにくく、また色が抜けやすい傾向があるので、ブリーチでのベースづくりと、発色良く残留しにくい薬剤選定を心掛けましょう。

    Profile
    Hair Musee柱店 トップスタイリスト 岡田毅也

    岡田毅也Takeya Okada

    Hair Musee柱店 トップスタイリスト

    愛知県出身。名古屋ビューティーアート専門学校卒業後、2016年にHair Musee(ヘアー・ミュゼ)入社。透明感と柔らかさを表現し、退色まできれいなカラーが得意。特にハイライトを取り入れたデザインに定評があり、ハイライトの入れ方と薬剤選定にこだわって日々研究を重ねている。また、ハイライトで白髪を生かすデザインなど、どの世代のお客様にもブリーチデザインを楽しんでいただけ、毎日がポジティブになるようなデザインの提供を心掛けている。

    Instagram:@okada_takeya

    (取材・文/A PRESS編集部)

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