2021年夏のカラーの傾向は? 人気サロンスタイリスト3人に聞くカラートレンド予測!

Jun 21.2021
SCHOOL

毎年、新しいトレンドが生まれ続ける美容の世界。カラーのトレンドもどんどん変化しています。そこで今回は、人気サロンの美容師さん3人が、2021年の夏におすすめするカラーを紹介。そのカラーに注目する理由やポイントなど、「カラートレンド予測」を教えていただきます。

CONTENTS

    おすすめは透明感と艶感を引き出す暖色ベージュ。パーマスタイルとの組み合わせを重視したカラーがトレンドに! ――LETTER 平岡健太さん

    レシピ

    • 【新生部】

      10オークル:10ティア=3:1
      1剤:2剤=1:1(OX6%)

    • 【既染部】

      10オークル:10ティア=3:1
      1剤:2剤=1:1(OX2.8%)

    すべてカラーストーリー アドミオ
    ※比率は組み合わせ比 ※1剤:2剤は混合比
    ※Beforeの髪の明るさは11Lv

    おすすめカラー|柔らかな質感と透明感を際立たせる、パーマスタイルと相性抜群な暖色ベージュカラー

    リッジ感強めなパーマスタイルにフィットした、ナチュラルな透明感のある暖色ベージュカラーです。カラーでしっかり柔らかな質感と艶感を表現し、陽の光が透けるとふわっとした印象になるストリートスタイルに仕上げました。オークルをベースにティアを組み合わせて赤みを抑え、くすみのない透明感を引き出し、肌なじみが良いベージュに作り上げています。また、ウェットに仕上げるパーマスタイルでは、スタイリングによってドライ時より少し色が沈むことを計算して、気持ち明るめにすることがポイントです。

    トレンド予測|カラーはパーマスタイルとの相性重視。「パーマ×カラー」で表現の幅を広げる

    2021年夏に注目しているのは、パーマとの組み合わせで、より透明感と柔らかさのある質感を表現できるカラー。当サロンでは、SNSで見ることが増えてきたパーマスタイルがこの夏のトレンドになると見ており、カラーもパーマとの相性を考えて作っています。ポイントは、明るすぎず暗すぎないこと。パーマは髪が乾燥して見えがちですが、カラーでトーンを上げて透明感や艶感を表現してカバーすることで、より柔らかくナチュラルな印象に仕上がります。

    また、パーマ特有のふわっとした軽さを活かすために、くすみのないカラーを選択することも重要です。中でもおすすめなのは、明るい暖色系のベージュ。近年は寒色系の人気が長く続いていましたが、2020年ごろからトレンドが暖色系にシフトしてきている印象で、サロンワークでも暖色系のオーダーが増えてきています。あまり明るくできないお客様の場合も、青みは効かさずに、暖色系のナチュラルな透け感のあるカラーにするとこの夏らしくなると思います。

    カラーでパーマ特有の自然な浮遊感を引き出したり、ウェーブの魅力を活かしたり…「パーマ×カラー」は、組み合わせ次第で表現の幅がグッと広がりますよ。

    Profile
    LETTER 平岡 健太

    平岡 健太Kenta Hiraoka

    LETTER

    広島市内2店舗を経て、15年に広島市内中心部に『LETTER』をオープン。19年に拡張移転し「ここから生まれるヘアスタイルでストリートを作る」という理念のもと、広島の美容業界を盛り上げている。カラー比率60%(内デザインカラー比率25%)に加え、パーマにも力を入れている。日々のサロンワークに加え、外部講師活動など幅広い分野で活躍中。MDA2016 新美容出版賞グランプリ受賞、JHA2016 AREA STYLIST OF THE YEAR中国·四国ノミネート、その他業界紙多数掲載。

    Instagram:@letter_hiraoka

    例年よりも明るいカラーが人気に! 透明感とこなれ感が引き立つオリーブグレーが注目 ――Press.Salon 渡邊一正さん

    レシピ

    • 【新生部】

      8ベイリーフ
      1剤:2剤=1:1(OX6%:OX2.8%=1:1)

    • 【既染部】

      12ベイリーフ:10ティア=5:1
      1剤:2剤=1:2(OX6%)

    すべてカラーストーリー アドミオ
    ※比率は組み合わせ比 ※1剤:2剤は混合比
    ※Beforeの髪の明るさは10Lv

    おすすめカラー|透明感があり独特の抜け感と華やかさを演出する、オリーブグレー

    透明感とほのかなオリーブの色みが華やかさを引き出すオリーブグレー。大人らしさの中に明るい軽さのあるカラーなので、厚みが出て重くなりやすいロングスタイルやボブスタイルにもおすすめです。ベイリーフをベースに、毛先にはティアを組み合わせてしっかり赤みを抑えています。アドミオはグレーベースに色みが乗ったカラー剤なので、シンプルなレシピで垢抜けたオリーブグレーが表現できます。

    トレンド予測|テレワークで明るいカラーへ挑戦する人が増加! 赤みとくすみを抑えた透明感がポイント

    2021年の夏は明るめのオリーブグレーに注目しています。例年、夏は明るいカラーが人気になりますが、昨年からはさらに社会的にテレワークが進み、これまでは仕事の都合で暗めのカラーにしていた方がより明るめのカラーや色みのあるカラーにチャレンジされることも増えてきました。特に、赤みとくすみを抑えた透明感のある色みが好まれます。

    中でもオリーブグレーは、肌なじみが良く、暗く沈みにくい色みなのがポイント。オリーブ系は同じ明度でも他の色より明るい印象になりますが、オリーブ系の色みだけだと少し黄みが強くなるので、グレーを組み合わせてギラつかず肌なじみの良い色みに。青白い肌の方にはグレーを多めに、黄みがかった肌の方にはオリーブを多めにして、お客様一人ひとりの肌になじむように調整しています。明るいけれど派手すぎず、他のブラウンやグレージュとは一味違った雰囲気に仕上がるので、ちょっとイメージチェンジをしたいというお客様におすすめですよ。

    Profile
    Press.Salon 代表取締役 渡邊一正

    渡邊一正Kazumasa Watanabe

    Press.Salon 代表取締役

    静岡県出身。山野専門学校卒業後、都内1店舗を経て2019年にPress.Salonを立ち上げた。一人ひとりに合わせたカラーやヘアスタイルを提案し、特に透明感を引き出すカラーを得意とする。日々のセットのしやすさを考慮したスタイル提案や、髪のダメージ状態や自宅での手入れまで考えたアドバイスに定評があり、お客様からの信頼を集める。

    Instagram:@press.nabe

    色みで選ぶカラーから、「肌なじみ」で選ぶカラーにトレンドがシフト! 注目は透明感のある暖色系ハイトーン ――CHERIE hair design 木村 祐太さん

    レシピ

    • 【ベース】

      ■根元 | アリミノブリーチ120
      1剤:2剤=1:2(OX6%:OX2.8%=1:1)
      ■毛先 | アリミノブリーチ120
      1剤:2剤=1:2(OX2.8%)
      ※17Lvまでトーンアップ

    • 【オンカラー】

      ■根元 | CLEAR:10NATURAL:10PINK=5:1:2
      1剤:2剤=1:1(OX2.8%)
      ■既染部|CLEAR:10NATURAL:10PINK=10:1:2
      1剤:2剤=1:1(OX2.8%)

    すべてアジアンカラー フェス
    ※比率は組み合わせ比 ※1剤:2剤は混合比

    おすすめカラー|シンプルだからこそ一人ひとりに似合う濃さで作る、柔らかピンクベージュ

    赤すぎずまろやかで、夏のファッションに合わせやすいピンクベージュ。全体をふんわり軽く見せてくれるので、ロングや重く見えがちなボブスタイルにもおすすめです。ポイントは肌なじみや雰囲気を見て配合バランスを調整し、その人に似合う濃さの色を作ること。施術もレシピも比較的シンプルなデザインですが、シンプルだからこそ、明るく見えがちな根元の色みを濃くして根元から毛先までの色みと明るさをそろえる、顔なじみを良くしてくれるNATURALを組み合わせるなどの工夫をしています。また、NATURALを加えることで退色も緩やかかつきれいで、長く色みを楽しめます。

    トレンド予測|ポイントは「肌なじみ」と「シンプルさ」。暖色系ハイトーンのさりげないデザインがトレンドに

    2021年の夏は、透明感があり、明るくてもやさしく見える暖色系のハイトーンに注目しています。これまでは白っぽいハイトーンが人気でしたが、2021年に入ったあたりからくすんだ感じが求められなくなってきました。理由は「肌なじみ」を重視するようになってきたこと。近年、ファッションやメイクでパーソナルカラーが流行しており、カラーにおいても「似合わせ」の観点が改めて重視されているように思います。そこで、日本人に肌なじみの良い暖色系にトレンドがシフトしてきており、特に薄いブラウンやベージュ、薄いピンクが人気です。

    もう一つの傾向が、根元から明るいこと。SNSで根元から毛先まで同じ明度・色みのカラーを見かけることが増え、今までコントラストの強い凝ったデザインなどで根元を暗くしていたお客様も「根元が明るいのがかわいい」と意識が変化してきています。また、生活スタイルなどにシンプルさが求められている時代ということもあって、カラーにおいても一色のデザインなど、シンプルでさりげないおしゃれが「かわいい」という感覚を持たれている印象です。そのため、あえてシンプルを打ち出すことが、集客につながるのではと感じています。

    Profile
    CHERIE hair design 木村 祐太

    木村 祐太Yuta Kimura

    CHERIE hair design

    2013年、29歳でファッションの中心地・福岡天神でCHERIE hair designをスタート。開業当時の福岡ではナチュラルスタイルが流行していたのを逆手に取り、あえてブリーチデザインを発信し続ける。大人世代も挑戦しやすい艶や質感を重視した「上質なハイトーン」を打ち出し、10代〜40代までの幅広いお客様に支持される高単価デザイナーズサロンへと成長。また、技術や知識を自身で突き詰め続け、自社オリジナルのハイトーンカラー理論を作り上げる。現在は全国での技術セミナー、メーカー公認インストラクター、商品開発など多岐に渡り活躍している。

    Instagram:@hairmakekimkim

    (取材・文/A PRESS編集部)

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