お客様はお勧めされるのを待っている?! 「髪のUVケア」への意識を235人に大調査!
ヘアケアを考える上で無視できない紫外線ダメージ。紫外線が強くなる4月頃から、お客様へUVケア商品などのご提案をする人も多いのではないでしょうか。
しかし実際、お客様は「髪のUVケア」に対してどのくらい興味を持っているのでしょうか? そこで今回はアリミノ独自に10代〜60代以上のお客様235人に大調査してみました!
肌のUVケアはほぼ常識なのに比べて、髪のUVケアを行う人は少ない?!
肌のUVケアは、回答者の93%とほとんどの人が行っているのに対し、髪のUVケアをしている方は44.7%と半数以下に留まりました。美容師さんの中には「ケアしている人が意外と多い!」と思った方もいるかもしれませんが、肌のケアに比べれば認知はまだまだ。なぜ、髪のUVケアへの意識は肌のケアほどには浸透していないのか、その理由を聞いてみました。
髪のUVケアをしないのは「情報の不足」が最大の理由
髪のUVケアを行わない理由は「髪のUVケアができる商品を知らない」が断トツの1位。髪のUVケアに対する「情報」が不足していることがネックになっているようです。また、「美容室で勧められないから」という声も多く上がりました。髪へのアドバイスは、髪のプロフェッショナルである美容師さんの声を重視していると言えそうです。
さらに「紫外線が髪に与える影響を知らない」という理由も見られました。一方で髪のお悩みについて聞いたところ「髪の乾燥が気になる(166人・70.6%)」「髪の傷みが気になる(158人・67.2%)」「髪のうねりが気になる(153人・65.1%)」と、多くの方がダメージによる悩みを抱えていることがわかりました。その要因の1つに蓄積された紫外線ダメージがある可能性を知らないお客様も少なくないようです。
お客様と美容師の意識にギャップあり?! 紫外線を意識しはじめる時期とは
お客様がUVケアを意識しはじめるのは、「3月から」が1位という結果に。また、少ないながらも1月や2月から紫外線対策を意識する方もいるようです。紫外線が強くなる時期になってからお客様にUVケアの提案を行っていては、店販のチャンスを逃している可能性があります。
髪のUVケアの必要性をきちんと訴求すれば、お客様に興味を持っていただけるチャンス大!
髪のUVケアへの意識が肌ケアよりも高まらないのは、市販のUVケア商品の少なさや、情報の少なさが大きく影響しているよう。しかし、肌のUVケアへの関心の高さを考えると、髪への紫外線によるダメージとUVケアの必要性や、商品の情報をしっかりと伝えることで、興味を持ってくださる方が多いのではないのでしょうか。
また、お勧めするタイミングは時期も重要! これまで夏や4月頃に提案をしていた美容師さんは、提案時期を少し早めるだけでも、店販につながる可能性が大きそうです。
調査方法などの情報
調査期間:2020年12月14日〜2020年12月21日
調査方法:インターネット調査
調査対象:10代〜60代以上 235名
※髪のUVケアに関して詳しくはアリミノ担当営業まで
(取材・文/A PRESS編集部)
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お客様リサーチ
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