人気サロンのスタイリスト3人に聞く! 2026年秋のおすすめカラー&トレンド予測
毎年、新しいトレンドが生まれ続ける美容の世界。ヘアカラーの流れも、時代やライフスタイルの変化とともにアップデートされています。そこで今回は、人気サロンで活躍する美容師3人が、2026年秋におすすめするカラーデザインを紹介。あわせて、そのカラーに注目する理由や提案のポイントなど、「秋のカラートレンド予測」についても伺いました。
紅葉のような温かみと色持ちの良さ。肌を綺麗に見せる「カシスブラウン」——L’ea Yutoさん
レシピ
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- 【Before】
6Lv
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- ■新生部・既染部
8RED:8NATURAL=3:1
上記にconc.ROSEを15%組み合わせ
1剤:2剤=1:1(OX6%)
すべて「アジアンカラー フェス」(医薬部外品)
※比率は組み合わせ比 ※1剤:2剤は混合比
おすすめカラー|暗めでも血色感。ブリーチなしで楽しめる赤系「カシスブラウン」
この秋におすすめしたいのは、紅葉をイメージした温かみのある「カシスブラウン」。暖色系は寒色系に比べると色持ちが良く、ベースの色みにも影響を受けにくいのが魅力です。明るめにすると肌をくすませず、血色良く見せられるのも優れた点です。トーンが暗めでもしっかり赤みが感じられます。
今回はメインとなるREDに、NATURALを合わせ、色持ちの良さを意識しました。さらに、conc.ROSEを組み合わせ、肌馴染みの良さとツヤっぽさを表現。室内では落ち着いた印象ですが、屋外の光に当たるとしっかり赤みが際立ちます。赤みを残しつつブラウン系に退色していくので、色落ちの過程まで綺麗に楽しめるのもうれしいポイントです。
スタイリングは、肌馴染みの良さを生かして顔周りにレイヤーを効かせるのがおすすめです。
トレンド予測|「会社員でもカラーを楽しみたい」。暗めでもしっかり色みを感じられる暖色ニーズが増加
春夏・秋冬で異なるヘアカラーで遊びたいと思っても、前回のカラーによってできる・できないが左右されてしまうのをネックに感じているお客様は多いですよね。その点、暖色系のカラーは、遊びの幅を広げやすいカラーだと感じています。ツヤ感を出しつつ、ベージュ系で透明感をプラスして重ねていけば、より濃く色が入ります。
最近はハイトーンがやや落ち着き、髪質改善などで髪を綺麗に保ちながら色も楽しみたいという要望が増えている印象です。暖色系、特に赤系はブリーチなしでも発色しやすく、ダメージを抑えながら色を楽しめるのが支持されている理由の一つ。また、会社員の髪型に関する規定が年々緩やかになっていることもあってか、暗めのトーンでもしっかり色みを入れたいという声が増えています。秋は例年、暖色系が人気になる傾向があり、今年もその流れは続きそうです。

Yuto
L’ea 店長
兵庫県出身。神戸ベルェベル美容専門学校卒業後、都内のサロンを経て、2025年8月L’eaに入社。ブリーチ毛から強い癖まで対応できる縮毛矯正が得意。お客様の悩みに向き合い、日常で扱いやすい提案を心がけている。
Instagram:@ytlylyis
深みとツヤで魅せる「ショコラブラウン」。動きのあるスタイルと好相性——Lay. 松下宗翔さん
レシピ
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- 【Before】
11Lv
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- ■新生部
6NATURAL:6VIOLET=2:1
1剤:2剤=1:1(OX6%)
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- ■既染部
5NATURAL:6NATURAL:6VIOLET:CLEAR=2:1:1:1
1剤:2剤=1:1(OX2.8%)
すべて「アジアンカラー フェス」(医薬部外品)
※比率は組み合わせ比 ※1剤:2剤は混合比
おすすめカラー|黄みを抑えた上品な深みを叶える。NATURAL×VIOLETでつくる「ショコラブラウン」
秋らしい深みと、ツヤ感・柔らかさを兼ね備えた「ショコラブラウン」。肌馴染みの良さに加えて、ブラウンやベージュなど秋のファッションとも相性が良く、シンプルなスタイルにも季節感をプラスできるカラーだと感じています。
深みのある「5NATURAL」をベースに、柔らかさを感じる「6NATURAL」を組み合わせることで、重く見えすぎない上品な質感を表現。今回のモデルさんはBeforeが10〜11レベルで、夏の紫外線による退色で黄みが出ていたため、VIOLETで黄みをコントロールしています。
また、暗く沈ませるのではなく、光に当たったときに柔らかく発色するような質感を意識しました。より深みを出したい場合はNATURALを、ベースが明るく黄みが強い場合はVIOLETの比率を上げることで、お客様のニーズに合わせたショコラブラウンの提案ができます。
スタイリングは、ワンカールのレイヤーカットやフォワード巻きで動きを出すのがおすすめ。動きのあるスタイリングに仕上げることで、ツヤと透け感がより際立ちます。
トレンド予測|上品な質感を演出できる深みブラウンが主役に!ファッショントレンドやレイヤーカットの流行が人気を後押し
近年はファッション全体がシックで落ち着いたトーンへ移り変わっている印象があり、ヘアカラーも、上品な質感を演出できるブラウン系の人気がさらに高まると考えています。派手な色みよりも、髪そのものを綺麗に見せるツヤ感や深みが、今季のキーワードになりそうです。ファッションや韓国系ヘアスタイルの流行を受けて、暗めで深みのある髪色への支持も高まっています。
昨今流行しているレイヤースタイルとも相性が良く、立体感のあるデザインを楽しめる点も、ブラウンの人気を後押ししそうです。ツヤや深みを求める大人世代からも人気で、カジュアルにも大人っぽいスタイルにも合わせやすく、幅広い層に提案しやすいカラーとして今季のトレンドになりそうです。

松下宗翔Shuto Matsushita
Lay. Stylist
長崎県出身。長崎県美容専門学校卒業後、2023年に株式会社Lay.へ入社。肌馴染みの良いカラーと、トレンドを取り入れたレイヤーカットを中心に、お客様一人ひとりに合わせたデザインを提案。ライフスタイルやファッションに自然に馴染み、その人らしさを引き出すヘアづくりを心がけている。
Instagram:@matsusitashuto
黄みをあえて活かす新提案「ヘーゼルオリーブ」。くすみの中に宿る透明感——haRu hair studio ユリコさん
レシピ
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- 【Before】
11Lv
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- ■新生部・既染部
12ベイリーフ:12サンビート:12チャコール=10:2:1
1剤:2剤=1:2(OX6%:2.8%=1:1)
すべて「カラーストーリー アドミオ」(医薬部外品)
※比率は組み合わせ比 ※1剤:2剤は混合比
おすすめカラー|柔らかな輝きが宿るイエローベージュ系に注目。ナチュラルなのに印象に残る「ヘーゼルオリーブ」
ほどよく黄みを残した「ヘーゼルオリーブ」。これまでは消してしまうことが多かった黄みをあえて活かすことで、外国人風の柔らかく肌馴染みの良いオリーブ・イエローベージュ系に仕上げました。くすませすぎず自然な透明感を引き出せるのが魅力で、「何色だろう?」と思わず気になってしまうような、ナチュラルなのに印象に残る絶妙な色です。
ベースにはベイリーフを使用。柔らかく自然なくすみを作りながら、ブリーチなしでも透明感が出て綺麗に染まってくれます。そこにサンビートを20%、チャコールを10%の割合で組み合わせると、一気にヘーゼル感が増し、外国人風のクリアな透明感を出すことができます。髪質改善やストレートをされているお客様など、色が沈みやすい場合でも、サンビートで黄みを補うことで綺麗に発色します。柔らかさ・抜け感・お洒落感をバランスよく叶えてくれるカラーです。
今回のモデルさんはパーマが残っていたのでそれを活かしつつ、よりカール感を出すために巻いてスタイリングしました。顔周りなどにカールを効かせると、透け感がより際立っておすすめです。
トレンド予測|他の人と被らない絶妙なニュアンスカラー。秋はオリーブ系がトレンドの予感
最近は赤やオレンジ系が支持される一方で、黄みを活かしたベージュ系・オリーブ系にも注目が高まりつつあります。「黄色みのあるカラー」というと挑戦しにくく、あまり人気がないイメージがあるかもしれませんが、黄色っぽいベージュなど、あえて黄みを活かすオーダーが少しずつ増えている印象です。ヘーゼルオリーブは、くすませすぎず自然な透明感を引き出すことでヘアスタイルの幅を広げられるカラーとして、今後さらに需要が伸びていきそうです。
ブリーチなしで明るいベージュ系・オリーブ系に仕上がるのも、お客様に提案しやすいポイントです。特にこの秋は、夏の明るいベージュ系から、オリーブを効かせた落ち着きのある色みへと移行していきそうです。絶妙なニュアンスカラーは、他の人と被りにくいオリジナリティのある色として、年齢層やスタイルを問わず人気が出そうです。

ユリコYuriko
haRu hair studioスタイリスト
北海道札幌市出身。北海道理容美容専門学校を卒業。2016年にhaRu hair studioに入社。幅広いデザインやスタイル、柔らかいニュアンスカラーが得意。お客様のヘアを少しでも楽しく魅力を引き出し、新しい自分に出会えるように、よりお洒落を楽しめるようなヘアスタイル作りを目指している。
Instagram:@y_rk913
(取材・文/A PRESS編集部)










